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心と脳の白熱教室 [科学]

NHK Eテレ で放送された番組。
この週末に録画しておいた全4回の放送を見る予定。
心と脳の白熱教室.jpg

白熱教室自体の存在は、話題になったトマ・ピケティの回(「これからの資本主義」~再分配システムをどうつくるか~)を見たのが始まり。面白かったので過去の放送も、再放送等があれば見たいと思っている。
白熱教室シリース:http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/index.html

「心と脳の白熱教室」概要
自分はどうして、こんなに後ろ向きの性格なのだろう、そして、あいつはなぜあんなに楽観的なのだろう、自分の性格について思い悩み、どうしたら、もっと人生を有意義に生きることができるか、それは、古今東西の人類の永遠のテーマである。 オックスフォード大学・感情神経科学センターのエレーヌ・フォックス教授は、認知心理学、神経科学、遺伝学を組み合わせた独自の研究で、セロトニン運搬遺伝子と楽観性との関連を指摘する学説を発表し、一大センセーションを巻き起こした。 今回、同僚で私生活のパートナーでもあるケヴィン・ダットン博士とともに、最新科学で人類の永遠のテーマである性格の悩みを解き明かすとともに、実践的な性格改造に挑む特別授業を紹介する。
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/personality/about.html



特に興味を引くのは、「第3回 あなたの中のサイコパス」。おもしろそう。
見終わった感想等は、機会があれば記事にしようと思う。

ちなみに、以下が各回の講義の内容。
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第1回 楽観脳と悲観脳
なぜ人間には楽観的な人と悲観的な人がいるのか。なぜ、困難な状況に直面しても前向きに対処できる人とできない人がいるのか。
フォックス教授は、その鍵が「サニーブレイン(楽観脳)」「レイニーブレイン(悲観脳)」と呼ばれる脳の働きにあるという。人間の脳には危険を察知し恐怖を感じる回路と快楽や喜びを感じる回路があり、そうした強い感情を抑えようとする回路もある。 そうした回路のでき方は人によって違い、悲観的な人や楽観的な人が生まれるという。脳科学と心理学で、あなたの性格に迫る。

第2回 本当の楽観主義とは
楽観主義とは単なるポジティブな思考のことではない。フォックス教授によると楽観主義には4つの要素があるという。ポジティブな思考に加え、ポジティブな行動、さらに根気と粘り強さ、そして自分の人生をコントロールしている感覚。
前向きで楽観的な人は粘り強さを発揮し、様々な困難に負けずチャンスが生まれるような立場に自らを置く傾向にある。何度か失敗したときに「もうだめだ。これはうまくいかない」とあきらめる人より、失敗してもそれほど打ちのめされずに継続して挑戦をする人のほうが最終的に成功につながるチャンスを得られる。本当の意味の楽観主義を身につけるためのポイントとは。
人間は「思い込み」だけでも死んでしまう!

第3回 あなたの中のサイコパス
この回はフォックス教授のパートナーである、ケヴィン・ダットン博士の講義。
博士の専門はサイコパス(精神病質者)。サイコパスはよく猟奇犯罪と結び付けられるが、ダットン博士によると誰しもがサイコパス的気質をもつといい、実際ダットン博士の研究では大企業のCEOや弁護士など社会的に成功している人たちのサイコパス度が高いことがわかっている。
困難な状況下でも冷静に物事に対応するサイコパス的特性をうまく活用することで、人生に役立てることもできるという。

第4回 あなたの性格は変えられるか
人間の性格は生まれつきのものなのか?それとも環境によるのか?性格を変えることはできるのか?
フォックス教授によると、簡単ではないができる、という。
脳の回路を訓練によって変えることは可能だというのだ。脳の回路は皆が思っているよりずっと柔軟であり、あなたがよりポジティブな方向に自分を変えたいとすれば、私たちが物事を見る認識の癖を変えることなどで、それは可能だという。より有意義に人生を送るための心のあり方に迫る。

http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/personality/archives.html


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